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親鸞聖人の教えを聞きたい人の行き着く場所
 

「福祉や、合唱には、熱心なんだけど」

「念仏さえ称えていれば、死んだら極楽でしょ」と長年聞かされて きた。それが間違いだったとは。
   仏教婦人会の役員までしてきたのに、何も教えてもらえなかった ことが、残念でなりません。


 週2回、バスで1時間の温泉病院へ通っている親鸞会会員の羽生勝子さん (仮名)の隣に、富山県内のある仏教婦人会会計を務めていた笠井照子さん(仮名) が、座りました。
 羽生さんが読んでいた仏教の小冊子に関心を示したものの、

「念仏さえ称えていれば、死んだら極楽でしょ」

と話す笠井さんに、羽生さんは、手持ちの『御文章』を静かに開きました。

「ただ何の分別もなく、
  南無阿弥陀仏とばかり称うれば、
   皆助かるべきように思えり。
 それはおおきに覚束なきことなり」(三帖目五通)


「その上の称名念仏は、
  如来わが往生を定めたまいし御恩報尽の念仏と、
    心得べきなり」(五帖目十通)

 蓮如上人は、
「念仏さえ称えていれば助かるというのは、間違いだ。念仏 は、救われたあとのお礼である」
とおっしゃっています。

笠井さんは驚きました。

「じゃあ、念仏では助からないの?お寺の話と違う!」

 自宅にある片仮名の『御文章』と違うものではないか?!半信半疑の笠井 さんは、羽生さんの親鸞会発行の『御文章』を借りて持ち帰り、見比べまし た。間違いありません。一字一句同じ『御文章』だったのです。

 本願寺別院の世話係を8代務める実家で育った笠井さんは、朝夕必ず勤行 をし、『御文章』も拝読してきました。「白骨の章」も暗唱できるほどなの に、意味を聞いたことは全くなかったのです。
 その後も二人は、病院へのバスの中で仏法談議に花を咲かせ、笠井さんは 羽生さん宅を訪ねるまでになりました。親鸞会館の法話にも参詣を果たし、

『正信偈』のお話を聞いたのも初めて。
 高森先生は、私のために、初めの二行からお話しくだされた」

と感激、自ら申し込んで親鸞学徒になられたのでした。

 数日後、寺の法要に行った笠井さんは、
「南無阿弥陀仏と称えておれば、だれでも地獄の門を閉ざされる」
という話にがっくり。住職に「もう、来なくていいですよ」と、絶縁宣言をした。

「今思えば、何も聞いてこなかった。心を動かされる話などなかったのです」

 寺では、福祉活動員として独居老人を訪ねたり、「仏教讃歌」の練習をし たりするばかり。毎年、本山へ行くのも、合唱の全国大会に出場するためで した。羽生さんと知り合ったのは、最高の出会いだったと感謝し、

「仏教婦人会の役員も、後生の一大事の意味は、だれも知らないでしょう。 私が伝えねばなりません」と張り切っておられます。

                       

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目次
東京砂漠に弥陀の法水
話し合い法座で 結局わからずじまい
法話が聞きたい でも聞けない
寺の道場から大転換
説教は、嫁姑や夫婦喧嘩の話ばかり
門徒総代までつとめたけれど
ご本尊を放り投げて行った住職
葬式が月に二度あれば
真宗は廃れていなかった
10福祉や合唱には熱心なんだけど
11神仏混交の寺と決別
12寺では聞けなかった人生の解答
13法華宗で30年、教えは何もなかった
14スパイのつもりが一転
15御名号を外せと住職は言った
16何も知らなかった40年
17残念な寺の状況
 
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